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俺の彼女に何かようかい 3巻 感想

ようかい3巻 表紙
高津カリノ作品3冊同時発売のうちの2冊目。他2作は大体読んだことある内容なのでようかいが一番楽しみだったり。波乱まみれの本編が一番良いところで終わってるせいで続きが凄い気になる。

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ようかい3巻 01
娘を人間達から引き離したい無垢の母親の白石氷華から修学旅行に行くのを妨害されたが、菊水が作った秘伝の薬を飲むことで人間になりどうにか同行できることに。

ようかい3巻 02
人魚の薬にありがちな声が出ないという副作用があるものの、物理的に触れ合えなかったときは押さえ込んでいた気持ちをここぞとばかりに解放する無垢が非常に可愛い。

声が出ないのを普段より豊かな表情や身振りでカバーしてるのもいちいち可愛い。本編ラストがここで終わって4巻で水着回とか酷い生殺しである。

ようかい3巻 03
今まで豆腐の妖怪(笑)と散々笑われてきた寿々は黒炎使い()の南郷先輩の発言により一目惚れ。鈍い先輩と引き換えに七と十八は色々察してる模様。先輩の前以外でも分かりやすい湯豆腐可愛い。

ようかい3巻 04
しのぎのためにジュノンは菊水祖母の店でアルバイト開始。そのお金で買った寝間着から強烈なフェチズムを感じる。

ようかい3巻 05
ジュノンがアルバイト始めたことで寂しがっているしおらしいしのぎが新鮮。これ見てギリギリ踏み止まれるとかジュノンの理性のタガは意外と硬い。

ようかい3巻 06
「妖怪はれんち女」のフレーズが気に入ったのでそういうコマを集めてみた。美園の言う通り本人が一番破廉恥なのは火を見るよりも明らか。どことなく「ちっちゃくないよ!」にも通じるものがある。

他は色々と進展があったのに相変わらずお互い憎まれ口を叩きあうような関係も結構好き。


本編は2/3ぐらいで残りはスピンオフの「氷点下の彼女に何かようかい」を収録。

本編でもたまに出てくる無垢や篤志のご両親や、先輩に飼われる前の七と十八、全くと言っていいほど変わってない宮の沢と菊水祖母なんかも登場。

ようかい3巻 07
犬猿の仲だった篤志・無垢の母親(豊平花火・白石氷華)が何だかんだで仲良くなりかけたのに、最終的に喧嘩別れするという同作者の漫画としては珍しいバッドエンド。

ようかい3巻 08
そんな重苦しい展開の中、美園の母親の季奈子は本編と同じくプライドの欠片もない癒し要員。でもこの人高校生にしては大人っぽいせいで制服姿だと何かいけないものを見ているような気分に…。

ようかい3巻 09
喧嘩別れの原因になった氷華の妹の氷景が無垢と瓜二つなのが地味に気になる。無垢の目が父親の凍治譲りというのは分かるけど氷華の要素が性格容姿ともにあまりないような。

氷点下の展開を見るにシスコン拗らせて実の娘をそういう風に育てただけなはずだが…。

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