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ペルソナQ2 感想

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RYO
前作を何周もするぐらい楽しんで今作も期待していたのだが正直かなり残念な出来。改善されている部分はあるものの全体を通して見ると作りが荒すぎてちゃんとテストプレイしたのかすら疑わしい。

基本的に前作と比べての評価。シナリオ以上にシステム面でストレス溜まることが多かったのでそういった点での感想が中心。

◆評価点

▼戦闘の改善
ハマムドゲーと揶揄されるほど雑だった戦闘は即死スキルの大幅弱体化、弱点を突けば確定ダウン→全員ダウンさせれば総攻撃が確定と今作で一番良くなったのは間違いなくこれ。

前作は弱点突いてもダウンするかは確率で、総攻撃が出るかもターン終了時のブーストの人数がどれだけ多いかという確率なせいで雑魚戦はとりあえず思考停止のハマムドが安定という身も蓋もないバランスだった。


弱点突いていかに総攻撃に繋げるかが重要になったおかげで前作では産廃だった魔法スキルを使う機会が増え、物理偏重だったバランスもかなりマシに。

たまに出るレアシャドウは物理でも魔法でもろくなダメージが通らない上に攻撃がエグい強敵なので、速攻で倒すなら総攻撃が必須という観点から見ても魔法の重要性は増したはず。


迷宮から帰還するだけでHPSPが全快するようになったり、終盤には総攻撃で倒すと次戦にブースト持ち越しできるアイテムが手に入るのも魔法の使いやすさに拍車をかけている。

物理スキルは命中率の底上げをしないと割と外すので、雑魚の弱点をまとめて突きたいときには魔法スキルが安定とそういった点でもだいぶ差別化された。


状態異常や縛りは相変わらず強いが、ボスは一部やほぼ全てに耐性があったりして一筋縄でいかないことも多くかなりの歯応え。前作は混乱で蜘蛛以外のボスほぼ封殺できたからな…。

前作で継承不可だったサロメの口づけやランダマイザのような強スキルが普通に継承できるのはバランス崩壊するのでは…と思っていたがボスの強さを考えるとこれぐらいあってもバチは当たらないかなと。


ボタン配置が縦に並んだリストからあまり使わないコマンドをAボタンに集約したおかげでだいぶシンプルに。前作はXボタンがRASHなせいで暴発しやすかったのでSTARTボタンに変更されて一安心。

ESCAPE(Bボタン長押し)は雑魚戦で先制できたときに結構使うので操作楽になって助かる。


戦闘アニメ表示してても若干ペルソナ召喚のテンポが早くなってるのも良いところ。



▼戦闘曲の大幅増加

先着購入特典DLCも含むと全13曲(PQ2:4曲、P3:3曲、P4:3曲、P5:3曲)から好きな戦闘曲を選べる。前作で選んだ側の主人公の1曲しか流れなかったことを考えるとこれはかなり嬉しい。しかも前作の曲はそれぞれP3とP4の中に含まれてるのは気が利いてる。


PQ2オリジナルの戦闘曲のクオリティも相変わらず高く、曲ごとに各シリーズの雰囲気出てて何度聴いても飽きない。特にP4のP4らしさには感心する。

ベルベット一族戦のBGMが無駄にかっこいい。最初に流れたのがテオの小手調べのときだったのでテオのくせに生意気な…とか思ってしまってすまない。



▼マップ関連
好きなアイコンをお気に入りとして6つまでFREEスペースに登録できるようになった。よく使うオタカラスポット、抜け道、宝箱、スイッチ辺りを登録しておくと便利。

アイコンの色を変えた状態で登録できるので、通常の宝箱はデフォルトの白、マップ100%到達の宝箱は黄色といった具合に使い分けができる。


前作ではB押しながらでないと迷宮探索中に走って移動できなかったが、コンフィグからデフォルト移動を"走る"と"歩く"から選択できるようになった。ちなみに"走る"に設定した状態でB押しながらだと歩いて移動。


マップ描いてるときにアイコン置いたり消したりするだけで「君ってマメなんだね。助かるよ。」「地図が見やすくなったね。」なんて台詞は地図描くモチベーション上がる。


何気に迷宮ごとの新しい仕掛けのアイコンが祐介のデザインってのが本編の設定反映してて良い。





◆問題点

ここからはかなりネガティブな内容な上にほんのりネタバレもあるので注意。ゲームの仕様やバグに関する部分は今後配信されるver1.2である程度は修正されるはず。

12/19追記
ver1.2で大まかなバグは修正されたようだが仕様に関してはほぼそのまま。修正未修正が確認できた箇所には※を付けておいた。イケニエ合体と鑑定も何とかしてくれ…。
『PQ2』「更新データVer 1.2」配信と受け取り方法について | ペルソナチャンネル


▼何とも言えないシナリオ
ネタバレになるので細かいことには触れないが、発売前の時点で公開されていた各シアターの映像で大体の内容が想像できて実際にゲームやっても特に意外性もなく殆ど印象に残らない内容だった。

各シアターの内容も同調圧力に関するネガティブなものばかりで気が滅入る。カモシダーマンぐらい吹っ切れた内容なら楽しめたのに、その後もずっと同じテーマを続けられると流石にしんどい。

一番引っ掛かったのがジュネシックランド。草食恐竜が生き残るために襲われた仲間を見捨ててでも逃げるというのは食物連鎖の観点から見ても当たり前なわけで。それを仲間なのに多数決で切り捨てるのはおかしいとかまず恐竜題材にする時点で無理があった。


基本的に戦闘に参加せず絡みも殆ど無いひかりのキャラがとにかく薄い。ひかりの境遇が明らかになっても序盤からある程度予想ついてたのもあってああそう…という冷めた目で見てしまう始末。

正直キャラ出し過ぎて持て余してる感あったしわざわざ新キャラ出さずともP5主体にハム子関連で話膨らませた方がシナリオ作りやすかったのではなかろうか。

せっかくキタローとハム子を共演させたのにこの2人の絡みが皆無に等しいレベルなのは本当に勿体ない。一応最後の最後にはあったとはいえ、それまでの積み重ねもないのにあれは唐突過ぎて。


シナリオ全体を通して見ると怪盗団にハム子が加わってワイワイしてた最序盤のカモシダーマンがピークだったと思う。勧善懲悪というシンプルな内容で特に押し付けがましくもなかったので素直に楽しめた。

それ以降だとEDの各シアターのその後を描いたイラストや、P3とP3Pそれぞれの世界の描写あったのが良かったぐらいか。どちらの世界でも同じようなやり取りしててハム子がPQ2の記憶ないのに懐かしいとか言ってるのを見るとぐっとくるね…。



▼主人公固定とP3・P4メンバーの加入の遅さ
前作で主役だったP3とP4の出番が控えめで今回はP5が主役かつ出番が無かったハム子にスポットが当たったのは分かるのだが、やはり最初は好きな主人公を選びたかった。


加入の遅いP3メンバーはプレイアブルキャラとして使える期間もシナリオで活躍できる期間も短いせいでP4メンバーと比べてもかなり不遇。

発売前の情報でここまで加入遅いキャラがいるなら前作より迷宮の数も増えてボリュームあるのかなと期待していたが全くそんなこともなく、むしろボリューム減っているとまで感じる。


前作でP3とP4で分岐ルート作るという無茶したんだし第2迷宮でP3かP4どちらかの映画を選んで第3迷宮でもう片方にという分岐ぐらいやってほしかった。シナリオ作る上でかなり難しいのは分かるが加入時期で格差出るのはどうも納得いかない。

この手のキャラゲーで自分の好きなキャラの加入が遅いのって割と致命的だと思う。よりによってパーティに入れる予定の陽介とキタローが各メンバーの中でも一番加入が遅いとは…。



▼単調な迷宮
主人公がジョーカー固定かつワイルドが4人もいる時点でごーこんきっさの類は無理だと思っていたが迷宮探索の面白みがとにかく薄い。

前作(不思議の国のアリス、合コン、お化け屋敷、お祭り)にあったような各迷宮を象徴するイベントが少なくてシナリオと同じく殆ど印象に残らなかった。今回分岐イベントがあったのはAIGISぐらいで前作の異常なまでの手の込みように比べると手抜き感が拭えない。


仕掛けに関してもお化け屋敷が難しくて投げたという声が多かったせいか今回は程々の難易度になったのは良いと思うが、個人的には簡単になりすぎて物足りない。

第4迷宮の仕掛けに手を焼いたがあれは難しいというより別の階層のどの位置に移動するかの確認が面倒なだけという。地図100%にしても抜け道が少ないせいで後で所定の場所に行くときも大回りする必要があってほんとストレス。



▼汎用台詞の増加
戦闘中コマンド選んだり戻ったりするだけで「うっし、任せろって」「決めてやるぜ」「これチャンスだろ」「あいつを狙うか」などのちょっとした台詞(上記は全て陽介のもの)のバリエーション増えたのは良いのだが、どんな場面でも使える台詞が増えただけでパーティ固定してると新シアターに行ったときの新鮮味がないなと。

前作は雑魚敵ごとに専用の台詞があっただけになんだか物足りない。やたら男性陣からの扱いが酷いヘカトンケイルや何かとノリノリな番長(その木馬は、ご趣味ですか?)とか楽しかったのに。


戦闘終了後にレベル上がって喜んでる千枝にキタローが「おめでとう里中さん」なんて言うようになったのでキャラごとの掛け合い自体は前作より多いかも。でも戦闘後はAボタン連打してるせいで台詞飛ばしがちなのは自分だけじゃないはず。



▼協力技の格差
1人につき大体2~3種類あるのかなと思っていたがハム子は4種類、ゆかり陽介・完二・直斗双葉・明智は1種類、他は2~3種類という格差はどうにかならなかったのか。

ハム子はワイルド4人のは置いといて、同級生(ゆかり/順平/風花)、先輩(美鶴/真田/荒垣)、仲間(アイギス/コロマル/天田)でP3メンバー全員と平等にしたのは分かるし4種類あるのも一応納得できる。

1種類だけでも性能面で優遇されている双葉(全員のSP全回復)、相棒(順平/陽介/竜司)、漢気(完二/竜司)、探偵王子(直斗/明智)で他シリーズとのコラボがあるならまだ良い。

ハム子の同級生として順平や風花とセットのゆかりはP3PとP3のコラボとはいえ世界観違うだけだなのが不遇感ある。ゆかり以外は全員P5メンバーとの協力技あるのにどうして1人だけ…。



▼呼称の間違い
合流した他所のキャラを名字で呼んだかと思ったら名前で呼んだり、番長が菜々子のことを姪と言ったりして整合性が滅茶苦茶。こういうキャラゲーで呼称の間違い多いのはかなりまずい。
※ver1.2で「姪っ子」から「いとこ」に修正。

姪発言はシナリオ書いた人が勘違いしてるだけならまだしも、テストプレイで誰か気づかなかったのかっていう。監修もしっかりして。



▼やたら多いバグや仕様ミス
バトルBGMの設定で「PQ2オリジナル曲ランダム再生」にしても選曲が異様に偏ったり、DLCを含めたランダム設定ができないという微妙な仕様がある。
※ver1.2で修正。DLCも含めた「全リスト曲ランダム再生」の項目が追加された。好きなもの選んでそこからランダムにしてほしかった感はある。

リバイブストーン(戦闘不能1人をHP10%で回復)をお気に入り登録しても使うたびに登録が外れる。
※ver1.2でも未修正。

(真・)封殺の心得の説明文「封じ付着中の対象へのダメージUP」が実際のところクリティカル率UPで効果が違う。
※ver1.2で「ダメージUP」から「クリティカル率UP」に修正。

PQ2 バグ - Twitter検索で検索するとベルベットルームで双子やマリーに話しかけてフリーズ、ラスボス戦でフリーズ(魔法スキルによる処理落ち?)など他にも色々あるらしい。
※おそらくver1.2で致命的なものは修正済み。

メインペルソナがLv99になるとイケニエ合体によるスキルの継承ができなくなる仕様はほんと困る。サブならまだ割り切れるがやり直しの効かないメインでこれは…。
※ver1.2でも未修正。



▼その他

1ヶ所につき、1種類の物を『99個まで』お預かり出来ます。
『アクセサリー』は同じ場所にはお預かりできません。

手荷物の整理で一番場所を取るアクセサリーだけ別枠扱いなのが納得いかない。前作はアクセサリー含めて99個まで置けたのにどうしてそんな不便な仕様に。


オタカラスポット(旧パワースポット)で採取できるアイテムに鑑定品が加わったせいでお金稼ぎの効率が最悪。更に鑑定品はテオが1つずつ鑑定して売る流れが長すぎて二重に酷い。何故まとめて鑑定できるようにしなかったのか。


ペルソナ引き出すだけでもお金かかるのにイケニエ合体で高額請求されるようになってレベル上げが相当きつい。ただでさえオタカラスポットの改悪でお金稼ぎしんどいのに守銭奴め…。


ペルソナフィルムで複数登録ができなくなったのが結構不便。かと言ってロックかけて上書き不可にすると登録画面にロックされたペルソナ表示されないのがまた地味に不便。


特別上映限定の宝箱があるのに途中で条件達成すると強制帰還で全ての宝箱を回収できない。宝箱の中身は現金か購入できるものだけ?なのが救い。


バトンタッチのコストが重すぎてクリアまで全く使わずに終わった。ゲージ消費1でも使うの躊躇うだろうに消費2って。しかも終盤に消費3とはいえほぼ上位互換のスキル出てくるのが悲しい。


せっかく映画題材なんだし一度見たムービーを見返せる施設が欲しかった。





◆プレイ日記

ノーマルでクリア時間は111時間。ラスボス撃破時はLv76。相変わらず合体に時間かけすぎた感。

▼パーティ変遷 ナビは双葉
ジョーカー、杏、モナ、祐介、明智
ジョーカー、杏、モナ、祐介、ハム子
、杏、モナ、祐介、ハム子
春、番長、モナ、千枝、ハム子
春、番長、陽介、千枝、ハム子
キタロー、番長、陽介、千枝、ハム子

発売前からハム子、番長、陽介、キタロー、双葉は決まってたけど、前作の初見パーティが番長、陽介、千枝、アイギス、荒垣、風花だったのもあってあまり代わり映えがないメンバーに。ナビも含めて各シリーズから2人ずつの予定はどこへやら。

ラスト1枠は今作の主人公かつワイルドのジョーカーが候補だったのに序盤でレアシャドウに弱点突かれまくったせいで即お役御免に。ラスボス倒すときの演出で1人悲しいステータスを見ることになってすまない…。

結構長いこと使ってて総攻撃のイラスト気に入ってた春は残すべきだったか。キタローはハム子はシナリオでの絡みや戦闘中の掛け合いが気になって入れたのに絡みなんて殆ど無い上にお互い無難なことしか言わなくて代わりに少し加入早めの荒垣の方が良かったかも。

唯一P5メンバーとして残った双葉は固有スキルのスニークガイド(敵への先制攻撃の確率UP)のおかげでシナリオ進行中・クリア後ともに大活躍。雑魚戦で先制できれば即逃走可能なのは強い。

第4迷宮のボスで呪怨弱点のキタローとハム子に運が低い陽介がまとめてマハムドオンで即死は思わず笑った。使われた瞬間嫌な予感したのに期待を裏切らなさすぎる…。その後立て直してからSP足りなくなったタイミングでナビの協力技発動の展開が熱くて戦闘ではここが一番盛り上がった記憶。

最終的なそれぞれの役割は陽介は速を活かしてランダマイザと連鎖始動、千枝は純粋なアタッカー、番長は速封じとオールガード、ハム子はアタッカーと回復、キタローは状態異常と回復になった。速封じと状態異常に頼っていたせいでラスボスに時間かかりすぎたし火力もう少し欲しかったかも。


ED後に荒垣・真田・祐介の協力技だけ取り逃していたことが判明。全ての特別上映をクリアするとベルベット一族と戦えるようになった。初戦は総攻撃で即死したが色々準備して2回目はLv86で辛勝。

その後はとりあえずペルソナフィルムを100%に。99%で何か足りなくて未登録+登録済みに切り替えても見つからないしもしやと思ったら特殊合体のジャンヌ・ダルクを忘れていた。切り替えで未登録が表示されないとか意味ねえ…。

ついでにテキペディアのアイテムや耐性に?が付いてるところが気になって埋め始めたら、序盤のFOEが中々ワイルドカードを落とさない、お目当てのレアシャドウが全然出ない上に全属性を試すのが死ぬほど大変だった。りせのフル・アナライズは出し惜しみするもんじゃないね。


戦闘自体は楽しいし今後はアプデでバグ修正されてから前作みたいな検証とかやる予定。今作も火力トップはアイギスだろうか。

あと前作未経験なのにこの記事を最後まで読んだような人がいるなら是非前作もやってほしい。前作は前作でそれなりに問題点あるけどシナリオが本当に良かったし、迷宮ごとのイベントも楽しいものばかり(特に合コン)なのでかなりオススメ。

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